愛する心と愛する力
皆さんは建築の持つ個性に気付いたことがありますか。人に安らぎを与えてくれる建築もあれば、威圧感を与えるものもありますよね。人間と同じように建築にも個性があるのです。建築を学ぼうとする人は、この個性に敏感になる必要があります。様々な場所で出会う建築に興味・関心を持ち、もっと知りたいと思う心、建築を愛する「心」が何より大切なのです。愛を持って接すればおのずとその長所や短所が見えてきて理解が深まっていきます。愛する心を持って多くの建築と出会い、よい建築とは何なのかを感じとって下さい。では、よい建築を実際に建てようとする時に必要なものは何でしょう。それは理想を現実にする「力」です。現場にトラブルはつきものです。施主の要望、予算の制約、法規、構造など理想の前には数々の障害が立ちはだかります。しかし、どんな問題にも必ず解決の糸口があります。それを見つけだすための知識や経験、対応能力など、その力が大きければ大きいほど愛する建築をかたちにすることができるのです。この力は学校での授業はもちろん、様々な体験を通して養われていきます。まさにあなたの成長と共にあるのです。
短い学校生活ですが、数多くの体験をして建築を愛する心と愛する力を養っていってください。そしてすばらしい建築を、人々に愛される建築を増やしていきましょう。
兵庫県神戸市出身
平成 8年 熊本大学工学部建築学科を卒業後大和ハウス工業株式会社に勤務
平成16年 土居康紀建築設計事務所 設立
資格 一級建築士/宅地建物取引主任者/CAD利用技術者1級/マンション管理士/管理業務主任者











