姶良市SOHO施設建築計画課題について
建築デザイン学科1年建築計画(科目担当:山本 聡 講師)において、姶良市役所前の敷地(約2700平方メートル)に複合型SOHO施設の建設を”想定”した課題について、その取り組みを学内で発表しました。興味のある方は模型及び設計趣旨等、学校に展示していますので、お気軽にご見学下さい。
1. 課題の概要
姶良市役所前の敷地(約2700 ㎡)を対象した複合型SOHO施設の計画である。同施設は若手起業家や新規事業の育成と、こうした活動の波及効果による中心市街地活性化を目的に計画されるもので、言わば貸オフィスビルにコミュニティ機能を加えたプログラムとなっている。主な要求室と計画策定のポイントは下記の通り。
要求室
貸事務室(利用人数5 名以下、10 名以下、室数は適宜)、貸会議室、総合案内コーナー、テナント、管理事務室、守衛室、その他必要と思われる室計画案策定のポイント。
(*学生にはこれらのポイントを示していない)
- 一般利用者を建物内に誘導するための動線計画
- 企業間または一般市民間の交流を促すための空間構成及びオフィスゾーンと一般利用者ゾーンとのゾーニング
- 隣接する公園の活用
- 適切な公共的用途の導入
- 周辺環境への配慮
課題設定の背景
建築の計画という行為は、その建物の目指すべき目標を定めその目標に向かって最善の方法を選択し目標が達成されることにあり、実際のプロジェクト遂行でも大変重要である。しかしながら、基本的な考え方と計画手法を用途種別毎に学ぶ従来の建築計画という学問は、得てして建物を定式化して理解させてしまい計画するという行為そのものを学ぶ契機を見失ってしまう側面を併せ持つ。
本課題ではこのような計画の概念そのものを理解し、さらに自らものごと考えて具体化し、それを相手に伝わるように表現するという”ものづくり”の基本姿勢を学んで欲しい、という意図から一般的な用途種別に納まらない複合的な施設を課題に設定した。
2. 計画案
A グループ(迫×野元×上山×川路×中村×中山)
タイトル:Connect × Still × happen
ワンルームの大空間にそれぞれの用途や活動に応じてデザインされた家具を配置することで人々の出会いや交流や滞留といった行為を誘導し施設を機能させようとする計画案。
B グループ(重松×渡瀬×牛渡×小島×大脇×吉田)
タイトル:Play = Work
ワークショップやイベント開催が可能な広場のような場とそれを取り巻く貸事務室から構成される単位空間を連結させることで企業間や一般市民間交流、一般市民の施設内への誘導を促そうとする計画案。
C グループ(高島×中濱×及川×逆瀬川×中間×若松)
タイトル:Urban-Urban
床全体を螺旋状の空間とすることでまるでまちなかを散策するようにそれぞれの貸事務室やテナントを巡ることができる計画案。
D グループ(恒見×小嵜×高橋×坂口×新屋)
タイトル:Street A
建物の中央に通りを設けることで商店街に見られるような賑わいのある交流を発生させようとする計画案。










