鹿児島湾奥部最大の干潟と言われる重富干潟は,近年,干潟の後退や環境浄化機能の減退が叫ばれるようになりました。そこで,干潟の全容を定量的に把握し,重富干潟の機能解明並びに干潟環境保全を目指すため,昨年度から建設環境学科による卒業研究班とNPO法人くすの木自然館との連携で環境モニタリング調査を実施しています。本年度からは,干潟環境再生を目指すため「あいら藻場・干潟再生協議会」も参画し,藻場再生事業に取り組んでおります。
平成22年6月30日に行った調査では,重富干潟周辺海域をナローマルチビーム測深機(SEABAT8125 型)を用いた深浅測量を実施し,汀線から沖合範囲の海底地形調査を実施しました。
調査にあたっては,本校の干潟調査研究に賛同頂いた株式会社アーク・ジオ・サポート(東京都渋谷区),株式会社新日本技術コンサルタント(鹿児島市)の全面協力によって,深浅測量の実現が可能となりました。深浅測量では,地元遊漁船に機器類を装備した調査船により,深浅測量の学生指導とともに,約1km2に及ぶ海域の海底地形データを計測しました。
得られたデータは,本校研究班の学生が解析・視覚化し,重富干潟環境保全の基礎資料とする他,藻場再生事業の基礎資料として利用する予定です。










